12.時をこえ
作詞:Izumi Nakasone
作曲:Izumi Nakasone
昔の話を聞いたのさ
自由な戀すら許されず
おばぁ一は泣く泣く嫁いだよ
あの人に別れも告げぬまま
昔の話を聞いたのさ
火の粉が雨のように降る
おばぁ一はとにかく走ったよ
あの人の命を氣にかけて
曲がる腰 細い足
おばぁ一の生きてきた証
その笑顏 その言葉
變わらぬものもある…
胸に刻みなさい あなたのその鼓動
昔、昔に繫がる この命
大切に生きなさい
昔の話を聞いたのさ
十四の頃から動いて
家族と別れて一人きり
淚は流せぬ生きる為
その時代を物語る
おじぃ一の話を聞いたのさ
しわくちゃな顏さえも
誇らしかったんだ
そっと頰伝う 溫かい淚を見て思ったよ
誰かに伝えなきゃ 僕らが伝えなきゃ
「家族の事を1番に」昔の人は言いました
「命どぅ寶」の言葉こそ
忘れちゃいけないもの
今日もまたひとつ 過ぎ去られる記憶
だから僕達は この歌にのせてさ
屆けなきゃあなたへ
昔の話を聞いたのさ
笑うおばぁ一のその橫で
輝くおじぃ一のその淚
かけがえのないもの見つけたよ
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